高齢者人口とその世帯の状況

平成 28 年版の「高齢社会白書」によれば、日本の総人口は1億2711万人です(20 15年 10 月1日現在)。そのうち 65 歳以上の高齢者人口は3392万人で、総人口に占め る割合(高齢化率)は 26・7%となっています。 高齢者人口は「団塊の世代」が 75 歳以上となる 25 年には3657万人に達すると見込 まれ、その後も増加を続け、42 年に3878万人でピークとなり、その後は減少すると推 計されています。 ただ、42 年以降は高齢者人口が減少しても 65 歳到達者数が出生数を上回ることから、 高齢化率は上昇を続け、60 年には 39・9%に達し、国民の約2・5人に1人が 65 歳以上 の高齢者となる社会が到来すると推計されています。

65 歳以上の高齢者人口と現役世代(15~64 歳)人口の比率は、1950年には1人の高 齢者に対して 12・1人の現役世代がいたのに対して、2015年には高齢者1人に対して 現役世代2・3人になっています。高齢化率は上昇を続けるものの現役世代の割合は低下 し、60 年には1人の高齢者に対して1・3人の現役世代という比率になります。これが「胴 上げ」から「騎馬戦」、そして「肩車」のかたちと呼ばれるものです。

また、65 歳以上の高齢者のいる世帯は 14 年現在で2357万2千世帯あり、全世帯(5 043万1千世帯)の 46・7%を占めています。 1980年では世帯構造の中で三世代世帯は425万4千世帯あり、全体の半数を占め ていましたが、2014年では夫婦のみの世帯が724万2千世帯(30・7%)と一番多 く、単独世帯の595万9千世帯(25・3%)と合わせると半数を超えています。 65 歳以上の独り暮らし高齢者は1980年には男性約 19 万人、女性約 69 万人、高齢者 人口に占める割合は男性4・3%、女性 11・2%でしたが、2010年には男性約139 万人、女性約341万人、高齢者人口に占める割合は男性 11・1%、女性 20・3%となっ ています。

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