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高齢者はボランティア活動について、どのように考えているのでしょうか。
宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の50 代以上のメールマガジン会員を対象に実施した「ボランティア活動に関する意識調査」(2017年3月)によれば、ボランティア活動に参加している高齢者は22・4%で、以前に参加していた人が26・6%あり、約半数が経験しています。
参加したことのあるボランティア活動は「環境美化(清掃・ゴミ拾いなど)」が60・8%で最も多く、「自治会・町内会」(56・4%)、「地域行事の手伝い(祭りなど)」(48・8%)、「交通安全、防災・防犯活動」(27・4%)の順となっています。
女性では「高齢者支援」や「障がい者支援」「子育て支援」といった活動に取り組んでいます。
活動経験者が「参加してよかったこと」には、「新しい人間関係ができた」「社会の役に立つことができた」「新しい経験ができた」「人から感謝された」「自分の経験や知識を活かすことができた」が挙がっています。
「今後参加してみたいボランティア活動」は、「自然保護・緑化活動」「環境美化」をはじめ、「文化の保護・伝承活動」「観光案内・旅行者ガイド」などのようです。
ボランティア活動に参加したことのない人の理由には「時間がない」「自分や家族のことで精一杯」「金銭的なゆとりがない」などが挙がっています。
高齢者の社会参加、社会貢献、就労、生きがいづくり、健康づくりなどの活動は介護予防の点でも重要です。
心身ともに健康で、社会に役立ち、孤立しない高齢者を一人でも多く増やすことは、行政だけの役割ではありません。

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